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55歳で会社を辞めました。早期退職と産育休は似ている。

この感覚、覚えがある——。

そう思ったのは、退職してすぐのことでした。

この春、2026年3月末をもって、会社を退職しました。
退職金と失業保険でしばらくは働かなくても困らない状態、
いわゆるセミリタイア、サイドFIREというものになるのかな、と思っています。
夫はまだ仕事を続けているので、専業主婦みたいな気分でもあったりして。

辞めてみての感想を書こうとしたら、
真っ先に浮かんだのがこの言葉でした。

会社員を続けながら子育てをしてきた人なら、きっと覚えがあるはず。 あの感覚——産休・育休の期間に、なんだか似ているんです。

退職の経緯はまた別の記事に書くとして、
今日はこの「似ている」話をしようと思います。


目次

慣れない手続きの嵐がやってくる

産休・育休のころ、病院、役所、保険……
慣れない場所で、慣れない書類を持ってあちこちまわりましたよね。

今回も、同じ感じなんです。

退職は人生初。年金、健康保険、退職金の手続き。
「また窓口に行かなきゃ」という感覚が、あのころとそっくりで、
なんだか懐かしいような、ちょっとしんどいような。


体のこととお金のことを、同時に考える

出産前は、栄養や生活習慣に気をつけて、体力づくりをしていました。
今は老後への備えとして、同じようなことをしています。

子どもが生まれたときは、お金のことがいろいろ心配で、
調べたり計算したり、夜に考えたりしていましたよね。
今は老後に向けて、生活費の把握、年金、資産運用……
似たようなことを、また考えています。

心配している中身は違うのに、向き合い方はなぜか同じだなあと、
少し可笑しくなりました。


家を整えたくなる

赤ちゃんが生まれる前、なぜか家中をきれいにしたくなった、あの感覚。
今も気がつくと、家のあちこちを掃除して、片付けて、少しずつ整えています。

今まではスルーしていた散らかりや汚れが、急に目につくようになったんですよね。
これって、何かが始まる前の、本能みたいなものかもしれません。


時間があるようで、何も進まない

本当にやりたいこと——創作や、このブログの執筆——が、
ついつい後回しになってしまいます。

家事があって、中学生・大学生の子どものことがあって、
毎朝の犬の散歩があって……気がつくと夕方になっている。

これも産育休と同じだなあ、と思うんです。

あのころも「育休中に読もう」と積んでいた本が、ほとんど読めなかった(笑)
やりたいことと、やらなければいけないことは、だいたい別のもの。

犬を飼っているというのも、似た状態をつくっているのかもしれません。
毎日の散歩、餌やり、体調を見てあげて、時々遠くの自然へ連れていく。
小さな命の世話が、一日のリズムをつくってくれています。


違うのは、役割の「再配分」をしていること

産育休との違いは、役割の比重かな、と思っています。

あのころは「母」への比重がとても多かった。
今は「会社員」という役割をおりて、
母・妻・飼い主・個人……それぞれへの再配分をしている最中です。

生活習慣も変わりました。
会社にいたころより早寝早起きになったし、
業務日報のかわりに、毎日ジャーナルを書いています。


当面の目標は、「目標を作ること」

会社の都合もあって、少し勢いで早期退職したので、
正直なところ、まだ明確な目標を持てていないんです。

当面は失業保険を受給しながら、次のステージへの準備期間と思っています。

「こうなりたい」という目標を作るのが、今の目標です。

産育休のとき、最初はとにかく目の前の「生活を整えること」でいっぱいでした。
でも気がついたら、その先の自分が少しずつ見えてきた。

きっと今も、そういう時期なのだと思います。

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